年間読書量300冊を超える読書家の、おすすめ作家① 【星新一さん】
どうも、Mackieです。
今回は、私が読書にはまるきっかけになった人物、星新一さんを紹介します。
何か小説を読みたいけど最後まで読んだ試しがない、前の本を読み終わってからかなり期間が空いてる、という方におすすめです。
まず、星新一さんについてですが、1926年に東京で生まれ、東京大学農学部を卒業されています。
1957年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画し、「ショートショート」という分野を開拓しました。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者で、SF以外にも父・星一さんや祖父・小金井良精さんとその時代を描いた伝記文学などを執筆されました。
星新一さんは、400字詰め原稿用紙で10枚程度、わずか10分ほどで読み終えられる短い文学「ショートショート」を1001編以上発表しました。
子どもから大人まで誰にでも読みやすい平易な文章と意外な結末に、「もっと、もっと」とわくわくしながらページをめくってしまうのが特徴です。
10分でどれも読めるので通勤時間や寝る前など、ちょっとした隙間時間で読めますし、1冊読むのは大変という方も、好きな時に少しだけ読んでみよう、と思えるのが特徴です。
そんな星新一さんのオススメの作品を今回は紹介していきます。
1. 『ノックの音が』
私が星さんの作品で初めて手に取ったした本です。
収録されている全ての話が、「ノックの音がした。」の一文から始まる15編からなる一冊です。
ノックの音の次にはどんな展開が待っているんだろう…と、気になりすぎて一気読みしてしまうほど意外性溢れる展開の数々。
オチにひねりが効いていてる作品が多めですごく好きです。
2.『悪魔のいる天国』
タイトルに「悪魔」とあるだけあって、なかなかブラックな話が多めという印象です。36編が収録されており、多くの作品を読みたい方にオススメです。
3. 『午後の恐竜』
星さんの作品はどれも面白いですが、その中でも、表題作「午後の恐竜」を読み終わった時の衝撃は今でも覚えています。
星新一さんの数あるショートショートの中でも、表題作「午後の恐竜」はトップの名作と私は思います。
初めて読んだ時に鳥肌がたってしまうほどで、まずは表題作の「午後の恐竜」だけでも良いので読んでみてほしいです。
いかがでしたでしょうか。
本来であればもっと多くの作品を紹介したいところですが、この中の一冊から読み始め、他の作品をご自身で手に取っていただきたく、星さんの作品を3冊厳選させていただきました。
どれも名作なので、是非読んで見てください。
それでは、今回はここまで。